2008'02.15.Fri
![]() | 失はれる物語 (角川文庫) (2006/06) 乙一 商品詳細を見る |
今日の読み物紹介は、乙一の作品。
短編がいくつか入っています。
乙一の物語との出会いは、中学生のときにたまたま読んだジャンプでした。
トンネル(用水路だったかな?)の物語で、絵がデスノの小畑さんだった。
うろ覚えだけど、すごー!って思った気がします。
こっちの本に戻りますが、この本の中に『傷』っていう短編があるんです。
それを読んでから、『あれ?これってもしかして…』と思ったきなこ。
調べてみたら、小池君主演の映画『KIDS』の原作でした。
CMだけぼーっと見てて、映画の内容知らずに読んで、浮かんだっていうことは小池君、ハマり役なんじゃないかと思います。
原作では小池君と玉木君の役柄は小学生なんですけどね。
でも、きなこがこの本の中で一番好きなのは『しあわせは子猫のかたち』っていう短編。
生きることに対する気力を持たない大学生が、ある家に引っ越してきます。
ところが、その家は殺人事件があった家でした。
そこでたくさんの不思議な現象が起こり…。
乙一の作品は全体的に“死”とか“孤独”が漂ってますよね。
これもそうなんだけど、でも心があったかくなる物語です。
この本は、全体的にちょっと切ないけど、人間の素敵さを感じられる本ですよ。


